わたしの魚祥ホームページに込めた思い 店主 初瀬川勝博

当店 鮮魚専門店「魚祥」は、昭和8年創業、今年平成27年で創業78年を迎えます。
私は平成24年 4代目として魚祥を引き継ぎ現在に至ります。35年間魚に携わってきた経験を活かし、「離乳食のお子様からお年寄りまで全ての人に、安心して魚本来の美味しさを味わっていただく」ことをモットーに毎日AM5時より中央市場にて新鮮な魚を仕入れております。
 
「魚祥」は創業以来、神戸市東灘区甲南町 新甲南市場 において鮮魚専門店として地域の皆さまにご利用頂いて参りましたが、平成7年の阪神淡路大震災で全壊被害に遭いました。一時は廃業危機に陥りましたが、神戸市ご支援の元、新甲南市場のメンバーと協同で「新甲南協同組合」を設立し震災翌年にセルフ式スーパー「甲南食彩館」をオープンさせ、私ども「魚祥」は食彩館内の専門店として再スタートをいたしました。
 
店主である私は、高校卒業後 東京有名寿司割烹料理店にてキャリアをスタートいたしました。そこで7年間、料理の基礎から応用まで、様々な技術を習得いたしました。その後、修業の場を関西に移し、大衆店から高級店まであらゆる種類の料理店で修業を重ね、魚料理全般に渡って腕を磨いて参りました。
 
平成10年より現在の「魚祥」に入店、当店三代目に師事しながら魚仕入の分野にも経験を重ね、魚を仕入れてから一般消費者にお届けするまでの全てをまかされるようになりました。平成24年 3代目より魚祥を引き継ぎ、今までの経験を生かした店づくりをすすめ、試行錯誤ながら鮮魚地域一番店として皆さまにご支持いただいて参りました。
 
当店は、他店に比較して「鮮魚」の売上比率が40%と多い(他店は30%以下)のが特徴です。鮮魚の比率が多いということは、それだけ当店の仕入れる魚が新鮮であるということに他なりません。
 
大手スーパーの専業売場に比べると売場面積は小さいのですが品揃は豊富なこと、価格も決して負けていない事、そして一番の理由はやはり毎朝店主自らが中央市場に出向き新鮮な魚を仕入れることで、大手スーパーの魚売場とは新鮮さが違う事が大きな要因だと思われます。
 
やはりお客様は魚の「新鮮さ」を求める気持ちが大きいのだと思います。しかし近年食卓において「魚ばなれ」が深刻化しています。長年魚に携わってきた店主は現場において年々強く感じています。
 
今後魚祥では、地域鮮魚一番店としてこのご要望にお応えし、魚料理を増やすことで地域の食卓に貢献したいと思います。そのために、当ホームページを通してお客様のお役に立つお魚に関するあらゆる情報をご提供していきたいと思います。